病院を受診する場合、もし韓国語ができないなら、通訳をしてくれる家族、隣人、同僚といっしょに行くことが望ましく、外国人診療所のように言語に関する問題のない病院を選択するのが賢明だ。一部の病院では特定のクレジットカードしか受け付けない場合があるので、もしもの事態に備えて、ある程度の現金は用意して行ったほうがいい。医療保険証はプリペイドカードの概念ではないことを知っておかなければならない。

所得によって、毎月一定額の保険料を納付する国民健康保険に加入すると、受診するときや出産するときに少ない費用で医療機関を利用できる。

• 外国人登録をした者で、職場加入者適用事業場に勤務する者と、公務員•教職員として任用又は採用された者は職場加入者になる。外国人登録をした者で、職場加入者に該当しない場合、本人の申込によって地域加入者となる。この場合、大韓民国に3ヶ月以上滞在した者や、留学•就職などの事由で3ヶ月以上滞在することが明白な者は、健康保険に加入できる。

• 配偶者が職場加入者の場合、国民健康保険に被扶養者として登録できる。 (具備書類 : 被扶養者資格取得申告書、外国人登録証、配偶者の住民登録証、家族関係証明書)
• 外国人が職場に通う場合、自動的に健康保険に加入される。会社が国民健康保険管理公団に外国人登録証と必要な書類を提出すればいい。
• 配偶者と外国人ともに職場に通わない場合、地域で健康保険に加入できる。 (具備書類 : 外国人登録証、申込書)

病院•医院、韓医院で診察や治療を少ない費用で受けられる。但し、診察、治療費用の一部は本人が負担する。また、年齢によって違いはあるが、２年ごとに一回ずつ健康検診サービスが受けられる。

※ 健康保険保険料、資格要件、サービスなどに対する詳しい情報は、国民健康保険公団ウェブサイト(nhic.or.kr)を参照するか、電話053-650-8900、又は下記の近くの支社に